【京都】バス運転手『回送知らない外国人』乗せたまま”20分”走行『110番』でようやく停車…その後の弁明が話題「意思疎通はすべき」「外国人側も問題」の声

回送バスに誤って乗車した外国人を乗せ20分走行、車内から110番通報で発覚

今月10日、京都市バスが回送バスに誤って乗車した2名の外国人を乗せ、その後20分間走り続けていたことが判明しました。

京都市交通局によると、7日の午後5時10分頃、京都市バス26系統が終点の京都駅に到着した後、外国人2名が誤って乗車してしまったとのことです。

運転手は出発後に誤って乗車していることに気付きましたが、外国語で降車したい意思を伝えられたために言葉を理解できず、そのまま20分間走行。2名の外国人は車内から110番した後、右京区の光華女子学園前バス停で降車しました。

バスは大阪市の『西日本ジェイアールバス』に委託しており、同社によると、運転手は言葉がわからないため、最寄りの梅津営業所まで連れていく予定だったと話しているとのことです。

京都市交通局はこの一件を受け、「運転手の対応に問題があった。事実関係を確認した上で再発防止を考える」とし、ネット上では外国人観光客の増加やバス運転手の負担について声が上がっています。

このニュースに寄せられた世間の声

「気付いた際に『このバスは乗車できません』と運転手さんが言えるための取り組みも必要」
「ドライバー不足で一日の勤務に余裕が無かったのかも」
「運転手さんは気づいた段階で無線連絡して指示を仰ぐべきでしたね」
「外国の方に回送が読めるかといえば難しいでしょう」
「京都はもう外国人観光客に対応しきれてないと思う」
「あまり運転手さんを責めないでほしいな」

近年、円安の影響もあり海外から多くの外国人観光客が増加傾向にあります。特に京都府は外国人観光客が激増しており、対応に四苦八苦しているという声も少なくありません。今後は仕事を担う側の負担や不安を軽減するため、外国人観光客への対応に関する対策が求められます。

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