【バレーボール】古賀紗理那が逆転負けの〝敗因〟を分析「意思疎通ができていなかった」

チームトップの20得点を挙げた古賀紗理那

バレーボール女子日本代表の主将・古賀紗理那(NEC)が〝敗因〟を冷静に分析した。

勝てばパリ五輪出場が事実上決まる中で迎えたネーションズリーグ(VNL)予選ラウンド女子第3週福岡大会3日目(13日、北九州市・西日本総合展示場)のカナダ戦は、第1、2セットを連取するも、第3、4セットを奪われる。運命の第5セットは一進一退の攻防を繰り広げたが、白星を引き寄せることはできなかった。2―3で逆転負けを喫し、パリ行きのチケットは次戦以降に持ち越しとなった。

古賀はチームトップの20得点を挙げたが「今日は(トスが)こっちに欲しいところで来なかったり、逆サイドに上がったり、ちょっとそこがかみ合っていなかった」と冷静に振り返り「クイックを使ってみたり、逆サイドを使ってみたり、ちょっとそこの展開が私的にかみ合っていないと感じた。意思疎通というか、そこができていなかったかなと今日はすごく感じた」と反省点を口にした。

次戦は1日の休養を挟んで15日にセルビアと相まみえる。6大会連続の五輪出場に向けて「こういう時って『気持ちが弱かった』とかってとらえる選手やスタッフもいると思う。気持ちももちろん大切だけど、コンビの精度などを整理しないといけない」と語気を強めた。

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