【バレーボール】パリ切符奪取へ 古賀紗理那は初戦・韓国撃破に意欲「明日に最大集中して」

古賀紗理那

バレーボール女子日本代表の主将・古賀紗理那(NEC)は、ホームの声援を胸に最終決戦を戦い抜く構えだ。

11日に開幕するネーションズリーグ(VNL)予選ラウンド女子第3週福岡大会(北九州市・西日本総合展示場)に向けて、日本は同日に会場で公式練習を実施。連係などを入念に確認した古賀は「2週試合をして、苦しいところでもしっかり勝ち切る試合もあった。それを自信に変えて、チームとしても個人としてもクオリティーの高いパフォーマンスを見せたい」と決意を述べた。

残り5枠となったパリ五輪の切符は、福岡大会終了後の世界ランキングで決まる。「プレッシャーというか、ポイントを取らないといけない」と意気込んだ上で、初戦の韓国戦(12日)は「明日に最大集中して個人としてもチームとしてもやっていきたい。明日のクオリティーが残りの3試合にもつながる」と気を引き締めた。

熊本育ちの古賀にとっては、地元・九州での一戦となる。「なかなか国際大会を九州でする機会がなかったのでうれしい」とにっこり。エースが九州の地でパリ切符を引き寄せる。

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