【バレーボール】カナダに逆転負け 途中交代の石川真佑は猛省「自分自身のミスが目立った」

ベンチで渋い表情の石川真佑

バレーボール女子日本代表の石川真佑(ノバラ)は、自身のプレーに悔しさをにじませた。

勝てばパリ五輪出場が事実上決まる中で迎えたネーションズリーグ(VNL)予選ラウンド女子第3週福岡大会3日目(13日、北九州市・西日本総合展示場)のカナダ戦は、第1セットだけで石川が9得点を奪取。25―23で先取するも、その後は精彩を欠いて途中交代となった。チームは最終5セットを接戦の末に落とし、2―3で逆転負け。パリ行きのチケットは次戦以降に持ち越しとなった。

不完全燃焼に終わった石川は「1セット目は点数を取れたり、いいところが出ていた部分もあったけど、2セット目に入ってから少しミスが増えてしまった。自分自身のミスが目立った。今日は自分が反省しないといけない」とコメント。真鍋政義監督は「見ての通りスパイク決定率、効果率が一番低いので代えた」と交代理由を語った。

この日の結果を受け、日本は世界ランキング7位に後退。アジア最上位の座を同6位の中国に譲った。6大会連続の五輪出場へ、15日の同8位のセルビア戦は絶対に勝ちたいところ。石川は「自分たちがもう1回気持ちを切り替えて、スタートからいいパフォーマンスができるようにしっかり準備したい。私としてもしっかり準備をしていきたい」と決意を新たにした。

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