【GLEAT】中嶋勝彦〝サプライズ登場〟の意味 招待した鈴木社長「ある選手を見てほしかった」

GLEATの会場に姿を見せた中嶋と何やら話す鈴木社長

あの〝電撃来場〟は一体何だったのか。3月に全日本プロレスの3冠ヘビー級王座から陥落し、行方をくらましていた中嶋勝彦(36)がGLEAT9日の名古屋大会にサプライズ登場して注目を集めている。

第3試合の鈴木鼓太郎&ハートリー・ジャクソン&佐藤恵一対伊藤貴則&鬼塚一聖&大門寺崇の開始直前に会場入り。関係者席に腰を下ろすと、サバ缶をつまみにカップ酒をあおりつつ観戦し、試合が終わると隣に座るGLEATの鈴木裕之社長と言葉を交わし姿を消した。鈴木社長は「中嶋さんを探してインビテーションカードを渡して来てもらったんです。彼は今、放浪の旅をしているので探すのが本当に大変だったんですけど」と説明。招待状でこの試合を見るように指定したとし「その試合の中にいた〝ある選手〟を見てほしかったということです」と続けた。

観戦後の中嶋は「終わったので帰りますけど、いいですか?」と確認してきた。これに同社長は「この後7月1日について考えていることがあるから、また相談させてほしい」とだけ伝えたという。7月1日は旗揚げ3周年記念となる「GLEAT Ver.12」を東京ドームシティホールで開催する。ここへの〝参戦オファー〟を考えているということなのか…。

とはいえ現在〝ホームレス状態〟の中嶋とは連絡を取るのも一苦労で、鈴木社長は「これからまた探さなきゃいけないんです…」と苦笑い。再びGLEATの会場に中嶋が姿を見せる日はあるのだろうか。

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