女子プロレス「スターダム」のＩＷＧＰ女子王者・岩谷麻優（３１）が、アイスリボンの藤本つかさ（４０）に宣戦布告だ。
５月１８日横浜大会で岩谷は羽南と組み、藤本と中島安里紗のタッグ「ベストフレンズ」に完敗。次期挑戦者に指名した藤本からホームリングでの王座戦を条件に出され、今月２３日のアイスリボン東京・後楽園ホール大会でＶ６戦が開催されることが決定した。
１１日に都内で開かれた会見に出席した藤本から「私と岩谷麻優、境遇がちょっと似ているんですよね。創設者が辞めちゃったこととか…。この前、私に負けた時『スターダムでやり残したことがある』って言ってたけど、あれ？ 辞める気ですか？」と挑発され「もしかしたら（試合後）ＩＷＧＰのベルトを取られて一番すっきりしているのは岩谷かもしれません。私がそのベルトを狩りに行きます」と宣戦布告された。
驚いた表情を浮かべた岩谷は「ちょっと言おうとしたことが、ぶっ飛んでいったんですけど…」と動揺。それでもいつもの自分を取り戻すと「いろんなファンの人にこのベルトの存在とそのベルトのチャンピオンが岩谷麻優だということ、そして女子プロレスのアイコンが岩谷麻優であることを見せつけていきたい」と意気込んだ。
同王座は２０２２年１１月に新設されて以来、国内他団体のリングで同王座戦が開催されるのは今回が初となる。初の試みに王者は「ちょっとアウェーな状況かもしれないので、後楽園ホールに岩谷麻優を応援しにきてください」とファンに呼びかけた。最後には藤本をにらみつけると「あとさっき言ってた『やり残したことがある』とか…。まあそれは自分がきちんとこのベルトを防衛して結果でみせます」と王者としての風格を見せつけた。
