沖縄・本部町で24時間に174ミリ観測 これまでの大雨で地盤緩み土砂災害に警戒

大雨で30メートル以上にわたって崩落した糸満市新垣の市道=12日午前(同市役所提供)

 沖縄地方では13日、梅雨前線に流れ込む湿った空気の影響で、大気の状態が非常に不安定となり大雨が降った。県と沖縄気象台は一時、沖縄本島各地に土砂災害警戒情報を発表した。

 気象庁によると、24時間雨量は本部町で午前3時10分までに174.5ミリ、東村では午前3時半までに149.0ミリを観測した。本島中南部、本島北部では、14日午後6時までの24時間で80ミリの雨が降る見込み。

 沖縄本島地方では16日ごろまで曇りや一時雨となる見通し。気象台は、これまでの大雨で地盤が緩んでいる所があるため、引き続き土砂災害に警戒が必要としている。(社会部・末吉未空)

© 株式会社沖縄タイムス社