初メジャーの清水大成34位 松山英樹50位 マキロイとカントレー首位発進

歴代覇者のロリー・マキロイが首位タイで発進した(撮影/村上航)

◇メジャー第3戦◇全米オープン 初日(13日)◇パインハーストリゾート&CC パインハースト No.2(ノースカロライナ州)◇7548ヤード(パー70)

初メジャーの清水大成が日本勢最上位の34位で滑り出した。スタート1番で3パットボギーをたたいたが、5番(パー5)で3mに2オンさせて、イーグルを奪取するなど1イーグル2バーディ、5ボギーの1オーバー「71」にまとめ、首位と6打差で初日を終えた。

清水は5月の日本地区最終予選会で、最後の1枠を争うプレーオフを勝ち抜いての出場。堂々のプレーで前半アウトを2アンダーで折り返したが、「チャンスホールの10番(パー5)、グリーン手前からのボギーで波に乗れなかったのが反省点」。後半3ボギーの失速を悔やみながらも、「明日も同じように、いいリズムでしっかり回れば大丈夫かなと思う」と話した。

メジャー初出場の清水大成が日本勢最上位でスタート(撮影/村上航)

12年連続12回目の出場の松山英樹は50位。前半9番、最終18番で3パットを喫する3バーディ、5ボギーの2オーバー「72」だった。

その他、日本勢は石川遼と金谷拓実が6オーバー120位。河本力が7オーバー132位。星野陸也が8オーバー142位と出遅れた。

5アンダーの首位に、2011年大会覇者で世界ランキング3位のロリー・マキロイ(北アイルランド)とメジャー未勝利のパトリック・カントレー。4アンダーの1打差3位にルドビグ・オーベリ(スウェーデン)。さらに1打差の4位に2020年大会覇者のブライソン・デシャンボー、マチュー・パボン(フランス)が続いた。

世界ランキング1位のスコッティ・シェフラーは1オーバー34位、タイガー・ウッズは4オーバー86位にいる。

<上位成績>
1T/-5/ロリー・マキロイ、パトリック・カントレー
3/-4/ルドビグ・オーベリ
4T/-3/ブライソン・デシャンボー、マチュー・パボン
6T/-2/トニー・フィナウ、ティレル・ハットン、アクシェイ・バティア
9T/-1/キム・ソンヒョン、コーリー・コナーズ、セルヒオ・ガルシア、サム・ベネット、アーロン・ライ、ジャクソン・スーバー、トーマス・デトリー

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