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Shivam Patel Michael Martina David Brunnstrom
[ニューデリー/ワシントン 13日 ロイター] - 超党派の米議員団が18─19日にインドを訪問し、チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世(88)と面会すると、チベット亡命政府の当局者が明らかにした。
マイケル・マコール下院議員(共和党)が率いる議員団にはペロシ元下院議長らも含まれ、ダライ・ラマが亡命生活を送るインド北部のダラムサラを訪問するという。
ダライ・ラマは今月、ひざの治療のために米国を訪れる予定。
米議員らは定期的にダラムサラを訪問し、チベット地域の言語・文化自治に世界的な支持を呼びかけるダライ・ラマの活動を支援している。中国はダライ・ラマを危険な独立主義者と見なしている。
今回の訪問は、サリバン大統領補佐官(国家安全保障担当)やキャンベル国務副長官ら、バイデン政権高官の訪印と重なるとみられている。米政府は、中国との対立が強まる中、インドとの関係強化を模索している。