9歳少年の“ストライク投球”に場内大歓声 捕手役の山本由伸も笑顔…抽選で始球式決定

始球式でキャッチャーを務めたドジャース・山本由伸【写真:荒川祐史】

山本のボブルヘッドデーで、始球式は抽選で選ばれたファンが行った

■ドジャース ー レンジャーズ(日本時間14日・ロサンゼルス)

ドジャースは13日(日本時間14日)、本拠地でのレンジャーズ戦に臨む。同戦は山本由伸投手のボブルヘッドデーで、ファンの抽選で決まるとされていた始球式では、9歳のけいたくんが登場。完璧なボールを投じ、場内は温かい拍手に包まれた。

マウンドに上がったけいたくんは、山本の18番のユニホームを着用して登場。捕手を務めた山本に対し、ノーバウンド投球を見せ、場内のファンからは拍手が送られた。5歳から野球を始めたというけいたくんは「ヨシノブ・ヤマモトのようなメジャーリーガーになりたいです」とコメントした。

ボブルヘッドデーは家族や妻などが始球式を行うことが通例だが、今回はファンから選ばれることに。ムーキー・ベッツ内野手のボブルヘッドデーでは母が行い、タイラー・グラスノー投手の際はガールフレンドのメーガン・マーフィーさんが務めた。

大谷翔平投手も真美子夫人の始球式を球団から打診されていたが、2人で話し合い、それを辞退。小児患者のアルバート・リーくんにサプライズで始球式の機会をプレゼントしていた。

山本は抽選で決めると発表した際、「6月13日、僕のボブルヘッドデーの始球式をしたい方を募集してます。僕のファンの方々の中から、興味のある方はぜひ、応募よろしくお願いします」と呼びかけていた。(Full-Count編集部)

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