モノレールをシャッターで切り取った自信作を来年のカレンダーに 湘南モノレールがフォトコンテスト開催(神奈川県鎌倉市)

「2025年湘南モノレールカレンダーフォトコンテスト」のイメージビジュアル(画像:湘南モノレール)

2024年はまだ折り返し点を回っていないが、ここで紹介するのは2025年に向けた話題。神奈川県の湘南モノレールは、「2025年湘南モノレールカレンダーフォトコンテスト」を企画、2024年6月1日から8月31日まで、作品を募集している。優秀作品は2025年の湘南モノレールカレンダーに採用する。

JR東海道線大船と、湘南を代表するリゾートの江ノ島を結ぶ湘南モノレール。1971年7月までに大船~湘南江の島間6.6キロが全通した。レールにぶら下がる懸垂式で、フランスで技術開発されたサフェージュ式は、国内ではここと千葉県の千葉都市モノレールだけ。

コンテストは、「湘南モノレールと、その風景」がテーマ。新しく撮影した作品以外も、未発表なら過去の作品でも応募できる。

プロアマ不問ながら、応募は作品の著作権を持つ撮影者本人に限る。作品は横構図のカラー写真に限定。1作品あたりのファイルサイズは10メガバイト以下で、ファイル形式はJPEGとする。

応募方法の詳細は、湘南モノレールのホームページに掲載。鉄道写真家の煙道伸麻呂さんらが審査に当たる。

最優秀賞1点と優秀賞13点を選考。入賞者には湘南モノレール特別乗車証などを贈る。一般鉄道に比べ撮影のハードルが高そうな湘南モノレールながら、大船~富士見町間と片瀬山~目白山下間では編成写真が撮影できる。風景の中を走るモノレールがお望みなら、湘南深沢~西鎌倉間などがおすすめだ。

記事:上里夏生

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