静岡鉄道、最後の1000形が引退 6月末に「ありがとう1008号ラストランイベント」開催

今月末に静岡鉄道1008号のラストランイベントが行われます(画像:静岡鉄道)

静岡鉄道に残る最後の1000形電車、1008号が2024年6月30日(日)をもって引退します。

同日には新静岡駅で引退セレモニーを行うほか、セレモニー終了後に1008号が長沼車庫へ入庫するまでのラストランツアー(有料)や車庫イベントなども予定されています。

ラストランツアーは事前チケット購入制となっており、セブンチケットにて6月14日(金)0時から販売します。価格は1名3,000円で、募集人数は200名。乗車記念のグッズ付き。

当該編成は現在、引退特別ヘッドマークを掲出して運行中。静岡側と清水側でそれぞれデザインが異なります。また1008号の車内では、中吊りを1000形の思い出の写真とする「1000形思い出フォトギャラリー」も実施しています。

1000形1008号に掲出中の引退特別ヘッドマークデザイン(画像:静岡鉄道)

「静岡鉄道初のオールステンレス車両として登場してから約50年間以上にわたり、地域の皆様の足として活躍してきた1000形そして1008号の最後の勇姿を、沿線や鉄道ファンの皆様に見守っていただけると幸いでございます」(静岡鉄道)

© 株式会社エキスプレス