山本由伸の首振り人形求め開場前にファンが大行列 始球式は9歳の少年がストライク投球

先着4万人のファンに配られた山本由伸の首振り人形

ドジャースの山本由伸投手(25)の首振り人形が13日(日本時間14日)の本拠地レンジャーズ戦で先着4万人に配布された。メジャー1年目で首振り人形が製作されるのは珍しく、球団の期待の表れだ。開場前から多くのファンが行列をつくった。

当初、中5日で登板予定だったが、前回登板した7日(同8日)の敵地ヤンキース戦でメジャー移籍後最多の106球を投げており、疲労を考慮され、中7日で15日(同16日)の本拠地ロイヤルズ戦に変更になった。

ドジャースの「ボブルヘッドデー」は選手の家族が始球式を務めるのが通例だが、山本はファンから募集。9歳のサクマケイタ君が選ばれた。背番号18のユニホームに身を包んでマウンドに上がり、真ん中にストライク投球すると大歓声。捕手役を務めた山本も驚いていた。独身で家族は日本在住の山本は始球式を行うファンを球団のSNSで募集していた。最高の思い出になっただろう。

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