中区北方小で横浜エクセレンスと大塚製薬が出張授業 朝食の重要性の講座も 横浜市中区・横浜市西区・横浜市南区

選手と朝食の大切さを学ぶ児童

北方小学校=中区諏訪町=で6月11日、男子プロバスケットボールクラブ「横浜エクセレンス」と、大塚製薬(株)首都圏第二支店=西区北幸=が連携し、出張授業を開講した。

子どもたちに朝食の重要性を伝える啓発活動の一環として、同校5年生の3クラスにミニ講座とバスケットボールの指導を行った。横浜エクセレンスからは俊野達彦選手と河合翔吾コーチが参加した。

講師を務めたのは大塚製薬の社員。神奈川県の小学生の約8人に1人が朝ごはんを食べていないという現状に触れた上で、朝食を食べないと身体のだるさを感じやすくなったり、授業中に眠くなるといった悪影響があると解説した。また、栄養素もチームワークで成り立っており、いろいろな食材をバランスよく取ることが大切だと、オリジナルのリーフレットを使い説明していた。俊野選手は「朝ごはんを食べないと練習してもすぐに疲れてしまい、プレーにも影響が出る。食事はとても重要」と話していた。

その後に行われたバスケットボール指導では、ボールを使ったアップに始まり、ドリブルやシュートの練習を行った。授業の最後にはエクセレンス対児童のミニゲームも。児童は2人のボールさばきに時折歓声をあげながら、立ち向かうクラスメイトに大きな声援を送っていた。

エクセレンス対児童の白熱した試合

© 株式会社タウンニュース社