備蓄品をNPOへ寄付 国立印刷局研究所 小田原市・箱根町・湯河原町・真鶴町

近藤理事(右)と丸山所長

独立行政法人国立印刷局研究所(小田原市酒匂・丸山誠二所長)が6月5日、カンパン48個をNPO法人報徳食品支援センター(小田原市・近藤克明理事)に寄贈した。

国立印刷局は食品ロス削減や生活困窮者への支援の一環で、フードバンク団体への食料提供に取り組んでいる。カンパンは災害備蓄品として研究所に貯蔵していた。

カンパンの入った段ボールを受け取った近藤理事は「支援の需要は増加している。有効に使用させていただきます」と感謝を述べた。丸山所長は「研究所からの寄贈は初。困った人の役に立ちたい」と答えた。

贈られたカンパンは、同法人を通して生活困窮者に配布される。

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