松山英樹 50位出遅れも「ミスター・サンドマン」と公式Xがチップイン〝美打〟を大絶賛

松山英樹(ロイター=USA TODAY Sports)

男子ゴルフの今季メジャー第3戦「全米オープン」初日(13日=日本時間14日、ノースカロライナ州パインハーストのパインハースト・リゾート=パー70)、松山英樹(32=LEXUS)は3バーディー、5ボギーの72で回り、2オーバーの50位と出遅れた。

2番パー4、3番パー4を連続ボギーとするなど前半を1オーバーで折り返すと、後半も伸ばせず、最終18番パー4でもボギーを叩いた。開幕前に「タフな戦いになるのではないかと思います」と語り、中でもティーショットに気を配っていく方針を示していたが、フェアウエーキープ率57・14%と、難コースに苦しんだ。

そんな中「全米オープン」の公式X(旧ツイッター)が松山の華麗な一打に注目した。1オーバーで迎えた後半の12番パー4、第2打をグリーン手前、かなりの高低差があるバンカーに入れてしまう。しかし名手は華麗なリカバリーでチップインバーディー。キャディーとハイタッチで喜びを分かち合うなど、スーパーショットだった。Xではこのシーンの動画ともに「ミスター・サンドマン。夢見させてください。3つ目のバーディーを獲得した松山」と記していたが、2日目の巻き返しが期待される。

離婚訴訟を撤回して話題のローリー・マキロイ(英国)らが65の5アンダーでトップに立ち、清水大成(ロピア)が71の34位で日本勢トップ。タイガー・ウッズ(米国)は74で86位、金谷拓実(Yogibo)と石川遼(CASIO)は76で120位、河本力(大和証券)は77で132位、星野陸也(興和)は78の142位だった。

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