戦力外→育成経験の中日30歳が「覚醒し始めてる」 続ける奮闘にファン…「何者やねん」

中日・板山祐太郎【写真:小林靖】

中日・板山は育成契約から支配下選手登録を勝ち取った“苦労人”

中日・板山祐太郎外野手の奮闘に、ファンは歓喜の声を上げている。13日にエスコンフィールドで行われた日本ハム戦に「2番・二塁」で出場すると5打数3安打2打点と気を吐いた。9日の楽天戦でも3安打を記録しており、ファンからは「覚醒し始めてる」「ガチ凄いな!」「何者やねん」などの反応もあった。

板山は2015年ドラフト6位で阪神に入団、8年間を過ごしたが昨オフに戦力外となり、中日と育成選手契約を結んでいた。持ち味のバットコントロールを生かし、5月に支配下選手登録を勝ち取った“苦労人”である。

30歳の板山は、内外野の全ポジションを守ることができる。打撃、走塁でも存在感を示すユーティリティプレーヤーで、新天地で生き抜く覚悟だ。

板山は今季ここまで11試合に出場して打率.417、3打点の活躍。ファンは「こっからもどんどん使ってほしい」「なんで戦力外になったのかってくらい打ってくれるやん」「山本、板山はなんとしてもドラゴンズで活躍してやる! って気概は感じる」など、SNS上でも興奮を隠しきれなかった。(Full-Count編集部)

© 株式会社Creative2