「無理がある」メッシがパリ五輪の出場を否定。コパ・アメリカに専念「マスチェラーノと話したけど…」

アルゼンチン代表のリオネル・メッシがパリ五輪の出場を否定した。現地時間6月14日、欧州スポーツチャンネル『EUROSPORT』が伝えている。

メッシは2008年に開催された北京五輪で優勝を経験。来月に開幕するパリ五輪にもオーバーエイジ枠で出場するのではないかと報じられていた。

アルゼンチンU-23代表の指揮官は、北京五輪をともに制したハビエル・マスチェラーノで、メッシにとって自身2度目となる五輪出場に向けて交渉が行なわれていたようだが、最終的には断念。同メディアによると、メッシはその理由を以下のように述べている。

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「マスチェラーノと話したけど、お互いに状況を理解していたよ。僕はコパ・アメリカに出場するからオリンピックは難しいとね。2、3か月、クラブでも活動できなくなるし、何よりも、僕はすべてに参加できる年齢ではないんだ。プレーする試合は慎重に選ばなければならないし、2大会連続でプレーするのは無理がある」

コパ・アメリカは6月20日に開幕し、決勝に進めば7月14日まで戦う。パリ五輪はその翌週からスタートするスケジュールとなっている。コンディション面を考慮しての決断のようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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