ギブソン、往年のヴィンテージ・トーンを再現する真空管アンプ2モデルを発売

創業から130周年を迎えるギブソンが、往年のヴィンテージ・トーンを再現する真空管アンプ『Gibson Falcon 5 (ギブソン ファルコン 5)』と『Gibson Falcon 20 (ギブソン ファルコン 20)』を発売した。

ヴィンテージ・ギブソン・アンプにインスパイアされ、現代のプレイヤーのために再構築された『ファルコン 5』と『ファルコン 20』は、米国カリフォルニア州ペタルマで手作り。良質なサウンド、シンプルなデザイン、使いやすさを重視し、1930年代に遡るギブソンのアンプにおける画期的なイノベーションの歴史を継承しつつ、リバーブを搭載した初のギター・アンプである1960年代の『ファルコン』にオマージュを捧げている。

コンパクトな『ファルコン 5』と『ファルコン 20』は、そのインスピレーションの元となった1950年代後半から1960年代前半のギブソン・アンプを彷彿とさせるが、ヴィンテージスタイルのクリーム・ブロンコ・ビニールとオックスブラッド・グリルクロスの下には、メサ/ブギーの創設者であるランドール・スミスとペタルマのギブソン・アンプ・デザイン・チームによって開発された、全く新しい回路が搭載されている。

『ファルコン 5』は、小型ながら6V6パワー管1本から約7ワットのシングルエンド信号のクラスAパワーを供給し、約3ワットまで切り替え可能。よりワイドで使いやすいレンジのボリュームとトーン・コントロールに加え、『ファルコン 5』に搭載されたオールチューブ・スプリング・リバーブのレベル・コントロール、さらに10インチのJensen® Blackbird 40アルニコ・スピーカーにより、『ファルコン 5』のタッチセンシティブでハーモニー豊かなチューブ・トーンが生み出される。

一方『ファルコン 20』は、パワーと機能面でも充実。デュアル6V6パワー・ステージは、特許取得済みのMulti-Wattテクノロジーを採用し、12W、5W、1WのクラスAパワー・モードを提供。さらにオールチューブ・トレモロとスプリング・リバーブを搭載したエフェクト・セクションが特徴的。12インチのJensen Blackbird 40アルニコ・スピーカーは、低音域のレスポンスを向上させるとともに、広がりのある音響を提供する。

▲『ギブソン ファルコン 5』の正面、上部、裏面

▲『ギブソン ファルコン 20』の正面、上部、裏面、および付属フットスイッチ
『ファルコン』の両回路は、付属の6V6パワー管をオプションの6L6管で代用できるように設計されており、柔軟性、ヘッドルーム、パンチがさらに向上。エレガントなデザインと緻密なブティック的な作りで、『ファルコン 5』と『ファルコン 20』はギブソン・ギターとの相性は抜群だ。

製品情報

「Gibson Falcon 5」
【参考価格】 214,500円(税込)

「Gibson Falcon 20」
【参考価格】 257,400円(税込)

関連リンク

◆ギブソン オフィシャルサイト

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