【阪神】阪急阪神HD株主総会で甲子園マウンド広告に不満の声「グラウンドまで汚染された」

阪急阪神ホールディングスの株主総会が行われた

阪神の親会社にあたる阪急阪神ホールディングス(HD)の定時株主総会が14日、大阪市内で開催され、午前10時時点で1731人が集まった。

総会冒頭では2023年9月30日に宝塚歌劇団員が急逝した問題について、角和夫会長が謝罪。「多くの皆様にご迷惑をおかけし、心よりお詫びを申し上げます。再びこうした問題を発生させないように、再発防止に努めてまいります」。

質疑応答では同問題に対する怒りや、角会長へ辞任を要求する声が多くを占め、例年はタイガースへ〝モノ申す〟虎党も控え目だった。とはいえ、「なぜ新しい外国人を獲得しなかったのか。ノイジーもミエセスも成績が振るわないのに使っているのは不思議」との意見も。

それに対し、谷本取締役員は「今季の助っ人外人選手ですけど、ゲラ投手と育成で2名(マルティネス、ベタンセス)を獲得しました。ミエセスやノイジーは年齢も若いし、可能性を秘めた選手だと監督、フロントは判断している」と回答した。

その他にも「タイガース戦のチケット高額転売への対策」、「甲子園にマウンド広告が出ているのはなぜ? 言い方が適切ではないかもしれないが、グラウンドまで汚染されたかと。聖地だというなら控えてほしい」といった要望も飛び出していた。

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