リバプール・遠藤航 放出報道も上層部は残留決定か 英メディア伝える

リバプールの遠藤航(ロイター)

イングランド・プレミアリーグのリバプールに所属する日本代表MF遠藤航(31)の今夏移籍はないようだ。

遠藤は加入1年目の今季、序盤こそは適応に苦労したが、名門でポジションを奪取。現地でも評価されていた。それでも、遠藤はあくまで急場しのぎの補強であって、今夏の補強次第では、放出される可能性を現地メディアで報じられている。

英メディア「フットボール・インサイダー」は、アルネ・スロット新監督の就任を踏まえ「スロット監督は、中盤の強化を検討しており、遠藤航は今夏、大物選手の獲得のために解雇される恐れがある」と指摘していた。

そんな中、英メディア「TBRフットボール」によると、リバプール事情に詳しいジャーナリスト、ジェームズ・ピアース氏は、テレビ番組でこう発言していたという。「最近、遠藤航について聞かれたんだけど、僕が話した人たちは、遠藤がどこかに行く可能性はないって言ってたよ」

さらに「TBRフットボール」は、リバプールなどで活躍した元スコットランド代表DFのスティーブ・ニコル氏の「遠藤は信じられないような素晴らしい選手になった」とのコメントを伝え、リバプール上層部が来季も残留させる決断をしているとした。

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