サムスンは、スマートウォッチのラインアップに初めて、低価格帯の製品を追加する。この「Galaxy Watch FE」は199.99ドル（約3万2000円）で、その多くの機能は299.99ドル（日本では５万160円～）の「Galaxy Watch6」と共通だ。睡眠モニタリング、ワークアウトトラッキング、体組成センサーなどがこれに含まれる。
Galaxy Watch FEは、ブラック、ピンクゴールド、シルバーの3色展開で、Galaxy Watch6のような丸みを帯びたデザインを採用している。IP68規格に準拠し、サムスンの「One UI 5 Watch」を備えた「Wear OS」を搭載する。Galaxy Watch 6と同じく、高・低心拍数アラート、不整脈通知、ランニング分析、ワークアウト中のパーソナライズされた心拍数ゾーンなども備えている。
心電図機能もある。これは249ドル（日本では3万4800円）の「Apple Watch SE」など同価格帯の競合製品にはないため、Galaxy Watch FEを差別化する要素となる。
Galaxy Watch6との主な違いは、バッテリーとプロセッサーだ。Galaxy Watch FEのバッテリー容量は247mAhと、同じ40mmのGalaxy Watch 6の300mAhよりわずかに小さい。プロセッサーは、Galaxy Watch4と5に搭載されていた旧型の「Exynos W920」チップを採用している。ケースのサイズは40mmのみ。Galaxy Watch 6は40mmと44mm、回転ベゼル付きの「Galaxy Watch6 Classic」は43mmと47mmの2サイズ展開だ。
Galaxy Watch FEは、199.99ドルのBluetoothモデルが6月24日に米国で発売される。249.99ドル（約3万9000円）のLTEモデルはその後に発売予定だ。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
