米Wファーゴ、業務偽装で十数人解雇 キーボード入力装う

[13日 ロイター] - 米大手銀行ウェルズ・ファーゴ(Wファーゴ)は先月、キーボードを操作しているように見せかけて業務を偽装したとの告発を調査した結果、従業員十数人を解雇した。ブルームバーグ・ニュースが13日に報じた。

同行が金融当局に公表したところによると、解雇されたのは資産投資管理部門の従業員。解雇された従業員が在宅で仕事をしているように装ったかどうかは不明という。

同行の広報担当者はロイターに「ウェルズ・ファーゴは従業員に最高水準を要求しており、非倫理的な行為を容認しない」と説明した。

ウェルズ・ファーゴは2022年初め、顧客対応を含む大半の従業員に在宅勤務と出社を組み合わせたハイブリッド勤務による業務を求めた。

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