山万ユーカリが丘線 “顔認証”のキャッシュレス決済始まる 6月15日から

山万ユーカリが丘線 “顔認証”のキャッシュレス決済始まる 6月15日から

 千葉県佐倉市のニュータウンを走る新交通システム「山万ユーカリが丘線」で、6月15日から顔認証によるキャッシュレス決済が始まります。

 佐倉市のニュータウンを走る「山万ユーカリが丘線」は、42年前に開通した新交通システムの路線で、これまで乗車券は現金で購入する必要があり、地域住民からキャッシュレス決済を求める声が聞かれていました。

 路線を運営する「山万」によりますと、顔認証による決済は、ウェブサイトに顔写真とクレジットカードを登録することで利用でき、専用の機械に顔をかざして改札を通過、運賃はカードから引き落とされます。

 顔認証を利用しない人には券売機などで二次元コードのチケットを販売します。

 顔認証による決済は15日から始まり、地域を走るバスでも運用されるということです。

山万株式会社管理本部 吉田秀彰 部長
「ユーカリが丘線でも顔パス決済の実証実験を行い、お客様からも大変好評だった。今回(交通機関での)導入にあたり、いろいろなお客様から楽しみだよという声をいただいていて、街全体で顔だけで(商店での買い物など)いろいろできる街をできるだけ早くと考えている」

© 千葉テレビ放送株式会社