「日本とアメリカは友達」 全米さくらの女王が静岡県知事訪問

12日「全米さくらの女王」が静岡県の鈴木知事を表敬訪問しました。

アレッサンドラ・イベンジャリスタさん:
「皆様の温かい歓迎ときょう集まってもらえたことを感謝します。日本とアメリカは友達です。どうぞよろしくお願いします」

鈴木知事を表敬訪問したのは、今年の「全米さくらの女王」に選ばれた、アレッサンドラ・イベンジャリスタさん(21)です。「全米さくらの女王」は桜を通して日米の交流を図るため活動します。

鈴木知事は「桜を通じた平和の交流を継続し静岡県とアメリカの素晴らしい関係の継続を心から願っている」と話し、アレッサンドラさんは「静岡で学んだ桜についての知識をアメリカで生かしたい」と答えていました。

交流のきっかけは1912年、今から112年前に日米の平和と親善の象徴として、日本が3000本以上の桜をワシントンに贈ったことにあります。その桜の苗木が静岡市の興津で育てられた縁で、2018年から「全米さくらの女王」が静岡県を公式訪問するようになりました。

鈴木知事からは、記念品として静岡茶と富士山の写真集が贈呈され、アレッサンドラさんからはアメリカの初代大統領・ジョージ・ワシントンの邸宅マウントバーノンが描かれたティーカップなどが贈られ、静岡県とアメリカで交流を深めていました。

© 静岡朝日テレビ