Jリーグ4クラブが静岡県内の小学生と保護者をホームゲームに無料招待 今年は3200組6400人

静岡県内のJクラブが今年も小学生をホームゲームに
無料招待することを静岡県に報告しました。

12日午前静岡県庁で静岡県教育委員会の池上重弘教育長と面会したのは、J1・ジュビロ磐田、J2・清水エスパルス、藤枝MYFC、J3・アスルクラロ沼津の社長です。

4クラブは県民共済と共同で、県内の小学生とその保護者をホームゲームに無料で招待する取り組みを、3年前から行っています。

子どもたちの夢や憧れを育み、Jリーグのチームや選手を身近に感じてほしいと、これまでにおよそ2万3000人を招待してきました。

ジュビロ磐田

磐田市内の小学生を対象にした招待試合をクラブ単独でも企画してきたジュビロ磐田。

5月のホーム・湘南戦では3000人の子どもたちが選手を後押し。

2点差をひっくり返す、劇的な逆転勝利を呼び込みました。

ジュビロ磐田 浜浦幸光社長
「子どもたちの応援って、すごく聞こえる、声が通る。そのときの高揚感と幸せそうな子どもたちの笑顔を見て、やっぱりこういう力が大きいのかなと思った」

清水エスパルス

最も早く招待試合を行う清水エスパルスは、6月30日のホーム岡山戦に1500組3000人を招待します。

清水エスパルス 山室晋也社長
「静岡といえばサッカー。今年もより多くの親子の皆さんに地元静岡のサッカーチームを応援していただいて盛り上がっていきたい」

池上重弘教育長は

プロジェクトの対象は県内すべての小学生で、今年は合わせて3200組、6400人を招待します。

クラブのHPなどから申し込めるということです。

池上重弘教育長
「子どもたちの応援が届いているんだということを、きょう伺って、お互いに良い機会だと感じました。(子どもたちには)本気で取り組む姿、それに熱い思いを感じ取ってほしい」

© 静岡朝日テレビ