地元紙が好機で3者連続三振の大谷翔平らMVPトリオに嘆き節「大事な場面で活躍できず」

好機に打てなかった大谷翔平(ロイター=USA TODAY Sports)

地元紙の「LAタイムズ」(電子版)は13日(日本時間14日)、「ドジャース、大事な場面でスター選手が活躍できずレンジャーズにシリーズ敗退」と報じた。

ウォーリー・スカリイ記者は1―3で敗れ1勝2敗と負け越した本拠地レンジャース戦を詳報。「8回無死一、三塁とドジャースにとってこれ以上ない好機が訪れた。しかし、球界最高の打者3人(ベッツ、大谷、フリーマン)、のべ4回のMVPに輝き、今シーズン合計で36本塁打、125打点を記録しているトリオが、ドジャー・スタジアムに集まった5万134人の前で3者連続三振に倒れた」と敗因となった場面を振り返った。

レンジャーズの39歳右腕デビッド・ロバートソンの前に最強トリオが2夜連続での3者連続三振。「今シーズン、この3者連続三振を奪った投手は他にいない」と同記事も驚きを隠さなかった。

さらにドジャース・ロバーツ監督の「ロバートソンは必要な時に必要な投球をした。悔しいよ」とのコメントを報じると、大谷の打席について「ゾーンを上下に広げた」との指揮官の指摘を引用した。

試合後の大谷の「いくつかの球はかなり惜しかった。いくつかの球は正確にはストライクではなかった。でも全体的に、彼はかなりいい投球ができた」とのコメントも掲載した。

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