夏の高校野球群馬大会の組み合わせ抽選会が前橋市内で行われ、参加64校59チームの対戦相手が決まりました。
抽選会は、昌賢学園まえばしホールで午後2時すぎから始まり、参加64校59チームのキャプテンや関係者が集まりました。
今大会は、万場、長野原、嬬恋、板倉が人数不足のため不参加、前橋西、四ツ葉、玉村、尾瀬4校と榛名、下仁田、藤岡工業の3校が連合チームで出場します。
健大高崎が春のセンバツ甲子園で県勢初の優勝を果たすなど注目が集まる今大会。
ブロックごとに注目カードをご紹介します。
まずは、Aブロック。9年ぶりの夏の甲子園出場を目指すセンバツ王者健大高崎が中心です。
去年の夏、準優勝の桐生第一が健大高崎と同じブロックに入り、大間々と初戦です。
また、創部初のシード権を獲得した渋川青翠や去年の夏ベスト8の高崎商業にも注目です。
なお、開幕戦は、勢多農林と藤岡北の顔合わせです。
続いて、Bブロックです。商大附属や前橋育英といった強豪私学に公立校が挑む構図となりました。
去年もシードながら初戦で涙をのんだ商大附属は、農大二高と高崎工業の勝者と2回戦で戦います。
このほか、桐生、桐生商業、前橋など公立の伝統校や秋ベスト8の実力校伊勢崎清明も上位進出を狙います。
春準優勝、夏連覇を狙う第2シード前橋商業が軸のCブロック。
春ベスト8の太田は安中総合と、公立の実力校前橋東は新田暁との初戦です。
おしまいに、強豪校がひしめくDブロックです。
去年ベスト8の関学大附属と伝統校・前橋工業が1回戦で激突。
さらに、その勝者が、シード樹徳と対戦します。
このほか、去年秋準優勝の明和県央や高崎、桐生工業、利根商業が上位をうかがいます。
そして、開会式での選手宣誓は、予備抽選で1番の札を引いた富岡実業の佐藤理星キャプテンに決まりました。
大会は、来月6日に開幕。上毛新聞敷島球場など県内3球場で熱戦が展開され、日程が順調に進めば来月27日に決勝戦が行われます。