四万十川で不漁が続くアオサノリの収穫量回復に向けた情報交換会 しまんとぴあで開催【高知】

高知県の四万十川で不漁が続くアオサノリの復活へ向けた情報交換会が、6月13日に四万十市で行われました。

13日に四万十市のしまんとぴあで行われたのは、四万十川の支流・竹島川で不漁が続くアオサノリの収穫量回復に向けた情報交換会です。会には、地元漁協や国交省、民間企業など約30人が参加しました。

竹島川では2021年ごろからアオサノリがとれなくなっており、復活に向け様々な取り組みが行われています。

会では、長年アオサノリに携わる高知大学の大野正夫名誉教授が講演。

竹島川はアオサノリが育つ環境にあるものの収穫がなかった原因として、人工種苗の作業で十分な胞子が得られなかったことや、養殖場に凹凸が多くうまく育たなかったことなどを挙げました。

また、その他の団体からも研究結果や調査結果などが報告され、アオサノリの今後に向けて考えを深めていました。

次回は11月ごろの開催を予定しています。

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