N・ウィリアムズにプレミア移籍の可能性?…アーセナル&チェルシーが獲得を検討か

アスレティック・ビルバオに所属するスペイン代表FWニコ・ウィリアムズにプレミアリーグ移籍の可能性が浮上しているようだ。13日、イギリス紙『イブニング・スタンダード』が伝えている。

現在21歳のN・ウィリアムズは左右にウイング(WG)を主戦場とするプレーヤー。2013年夏にオサスナの下部組織からアスレティック・ビルバオのユースに加入し、2021年夏にトップチーム昇格を果たした。同クラブで“崩しの切り札”に成長すると、2022年9月にはスペイン代表に初招集。2023-24シーズンは公式戦37試合の出場で8ゴール17アシストという成績を残し、コパ・デル・レイ制覇に大きく貢献した。

そんなN・ウィリアムズにプレミアリーグ移籍の可能性が浮上しているようだ。報道によると、アーセナルとチェルシーが同選手に関心を寄せており、今夏の移籍市場で獲得に乗り出す可能性があるとのこと。前者はWGを今夏の移籍市場での要補強ポジションの1つに数え、後者は前線拡充に向けて複数のアタッカーに興味を示していることが報じられているが、両クラブ共にN・ウィリアムズもリストアップしているという。

以前からプレミアリーグ方面からの関心が噂されていたN・ウィリアムズだが、昨年12月にアスレティック・ビルバオとの契約を2027年6月末まで延長。契約解除条項の金額は4300万ポンド(約86億円)に設定されているようだ。

なお、当の本人はスペインのラジオ局に対して「僕はアスレティック・ビルバオでとても幸せだよ」と前置きしつつ、「今はEURO2024に集中したい。代理人には大会が終わるまでは何も知りたくないと伝えたよ。僕は100パーセント集中しているし、優勝したいと思っている」と強調している。

直近ではハンジ・フリック新監督が就任したバルセロナからの関心も報じられたN・ウィリアムズ。果たして今夏に新天地を求めることになるのだろうか。各クラブの動向に注目が集まる。

© 株式会社シーソーゲーム