NBAレジェンド、レイ・アレンが男子日本代表を激励「健闘を願っています」

アレンが選手たちの質問に答える

元アメリカ代表でNBAレジェンドとして知られるレイ・アレン(元セルティックス)が、日本でのNBAイベントのために来日。そのイベントを前に、男子日本代表の合宿を訪問。選手たちと交流した。

NBAオールスターに10度選出され、殿堂入りも果たしているアレンは、コネチカット大で3年間プレーすると1996年NBAドラフト1巡目5位指名を受けてバックス入り。3Pシュートをはじめ、スコアリング能力に長けたスイングマンとして活躍。スーパーソニックス(現サンダー)でプレーした後、セルティックス、ヒートに所属した際にはNBAチャンピオンも経験している。

この日、練習現場を訪問したアレンは「これから皆さんが挑戦するのは、全世界から国を代表した選手が集まる特別な場所です。自分自身も国を背負って戦ったことを今でも誇りに思っています。過去の数字やランキングは関係ありません。相手に対する最大のリスペクトは最大限戦うこと。皆さんの一人一人が、チームのために何をしなければならないのか。1%だけでも上達したいという気持ちを持って、1日1日を大切に本番まで成長し続けてください。あとはコートで証明するだけです。健闘を願っています」と日本代表にエール。その後、代表選手からの質問に丁寧に答え、多くの選手、スタッフと記念撮影をしたという。

笑顔で記念撮影した富永啓生は「幼い頃から、何度もハイライトを見てきた憧れの選手から話を聞ける素晴らしい機会をもらえることができて本当に気持ちが踊りました。実際に色々なアドバイスを聞けて、今掲げている目標に向かって自分も頑張ろうとモチベーションが上がりました」と答えた。

アレンは明日、NBAファイナル 2024を盛り上げるべく6月15日~16日の間、渋谷ストリームホールで行われる「NBAフェスin Japan 2024」に特別ゲストとして参加するという。

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