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上府中地区まちづくり委員会(沖山明委員長)と小田原市立千代中学校の1年生194人が6月10日、西大友の水田で田植え体験を行った。
この体験は、農業を通じて地域を理解することを目的に「農業体験学習」として2017年から実施している。生徒は同委員会メンバーから指導を受けながら、学校給食でも提供されている神奈川県産の品種「はるみ」の苗植えに挑戦。生徒は泥に足を取られながらも丁寧に植え、「今から収穫が楽しみ」と笑顔をみせたほか、「今日の経験を授業に生かしたい」と話した。
収穫したコメは生徒に配布されるほか、こども食堂でも活用される予定。また保護者に向けて販売し、売上金を来年度の苗代などに充てる。