バルサとの契約が満了を迎えるM・アロンソ…来季について「現時点ではどこでプレーするかさえ分からない」

バルセロナに所属する元スペイン代表DFマルコス・アロンソが、自身の去就について言及した。14日、スペイン紙『アス』が同選手のコメントを伝えている。

現在33歳のM・アロンソはレアル・マドリードの下部組織出身で、2010年4月にトップチームデビューを果たした。以降は、ボルトンとフィオレンティーナでのプレーを経て、2016年夏にチェルシーへと加入。レギュラーに定着してクラブのプレミアリーグ制覇やチャンピオンズリーグ優勝に貢献し、2022年夏にフリートランスファーでバルセロナへ加わった。

本職の左サイドバックに加え、センターバックもこなすユーティリティな能力を武器に、バルセロナ加入初年度は公式戦37試合出場3ゴールの成績を残したM・アロンソ。しかし、2年目となる2023-24シーズンはスペイン代表DFイニゴ・マルティネスの加入や、同国代表DFパウ・クバルシの台頭でプレータイムが激減し、腰の手術の影響もあり公式戦8試合の出場にとどまった。

今季限りでバルセロナとの契約が満了を迎えることから、多くのメディアはM・アロンソの退団を有力視。そんななか、スペインのマヨルカ島で開催されたゴルフイベントに出席した同選手は、「現時点ではどこでプレーするかさえ分からない。だから、今はまだその話を切り離しているところなんだ。すぐにニュースが届くことを願っているよ」自らの去就が不透明であると明かしている。

また、シャビ・エルナンデス前監督の退任についても言及。「僕も他の人たちと同じように、その変化に驚いている。しかし、このようなことは起こるもので、来シーズンに集中しなければならない」と語った。

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