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米総合格闘技イベント「UFCファイトナイト・ラスベガス93」(15日=日本時間16日、ネバダ州ラスベガス)で、アレックス・ペレス(32=米国)と対戦する〝超新星〟平良達郎(24)が、王座挑戦を見据えて必勝を期した。
プロデビューから無敗の15連勝でUFCでも5つの白星を重ねる平良は、現在フライ級13位。同5位のペレスに勝てば、悲願である同級王者アレクサンドル・パントーハ(34=ブラジル)への挑戦に大きく前進する。
「僕がチャンピオンになってUFCのフライ級をもっともっと盛り上げたいと思っているので。今は結構、上のベテラン勢でタイトルマッチをしていることが多かったので、僕が新しい風としてベルトを取ってもっと活性化させていきたいと思います」と気迫をみなぎらせる。
そのためにもペレス戦は負けられない戦いとなる。「勝たないと始まらない。だからこそ、インパクトを残して世界にアピールするっていうのもありますし。勝ちっていうのがベルトへの絶対条件なので結果にはこだわりたいと思います」と語気を強めた。
ただし、7月28日の「UFC304」ではフライ級6位のムハンマド・モカエフと同7位のマネル・ケイプが対戦する予定で、この試合の勝者も有力な挑戦者候補になる。
混沌極めるフライ級戦線を、平良は「この勝者とやっても面白いかなと思いますけど…。いろいろ誰が挑戦するんだろうっていう構図が面白いと思います。僕は勝って、タイトルマッチの話が来たらありがたく『ラッキー』と思って挑戦しますし。そこで『もう1試合誰々とやれ』って言われても、もちろんやりますし」と自信をのぞかせた。
そんな平良が今回から現地に持ち込んだのが、マットレスだ。「アメリカのベッドってフカフカなんですよ。だけど僕は家では硬めのマットレスで寝ているんです。だから硬いのがいいのでエアウィーブの持ち運びできるやつを持ってきました」
パフォーマンスを発揮するために睡眠を大事にしているという平良は、その効果を「やっぱりいいなと思いました。助けられてますね。前々から気になっていて、こだわろうかなと思って、結構大きいんですけど持って来ました。おかげでよく寝れています」と笑顔を見せた。
最高のコンディションで試合に臨み、最後に再び「アイムハッピー、センキュー!」を叫びたいところだ。