![](https://nordot-res.cloudinary.com/c_limit,w_800,f_auto,q_auto:eco/ch/images/1174455813831475764/origin_1.jpg)
武器にできるかどうかでスコアメイクが大きく変わるフェアウェイウッド。一番の悩みはボールが上がらないことですよね? その原因をさかのぼってみると……なんと、“アドレスでの前傾姿勢”に行きつきました!
ミスが出る人はアドレスで前傾姿勢を作っていなかった!
![](https://nordot-res.cloudinary.com/c_limit,w_800,f_auto,q_auto:eco/ch/images/1174455796578943730/origin_1.jpg)
フェアウェイウッドでのショットはスイングの最下点でインパクトを迎えると、ロフトどおりにボールは上がります。素振りをしてクラブヘッドが芝のどこをこすっているのかを確認し、そこにボールをセットしましょう。ミスが出る人は、スイングの最下点が地面まで届いていないか、最下点の手前、もしくは最下点を過ぎてからインパクトを迎えています。原因はインパクトで体が起き上がり、手だけでヘッドを地面に届かせようとしているからです。そうなる人の多くは、アドレスから前傾姿勢を作っていません。まずは、しっかりとアドレスで前傾姿勢を作ってみましょう。
![](https://nordot-res.cloudinary.com/c_limit,w_800,f_auto,q_auto:eco/ch/images/1174455796858077979/origin_1.jpg)
アドレスでの胸と地面の距離を変えずに打つ
![](https://nordot-res.cloudinary.com/c_limit,w_800,f_auto,q_auto:eco/ch/images/1174455837016245083/origin_1.jpg)
![](https://nordot-res.cloudinary.com/c_limit,w_800,f_auto,q_auto:eco/ch/images/1174455839343788245/origin_1.jpg)
アドレスで上体を前傾しておけば、クラブが長いフェアウェイウッドでもインパクトでヘッドは地面まで届きます。もちろん、スイング中は前傾角度を変えないことが前提です。アドレスでの胸と地面の距離を変えない意識を持つことが大切です。練習法としては、練習マットの上にガムテープを貼り、それをヘッドではがしにいきましょう。ガムテープがなければ、ソールがマットをこするように振るだけでも構いません。
アドレスで前傾しないとインパクトでヘッドが届かない
![](https://nordot-res.cloudinary.com/c_limit,w_800,f_auto,q_auto:eco/ch/images/1174455850458088111/origin_1.jpg)
![](https://nordot-res.cloudinary.com/c_limit,w_800,f_auto,q_auto:eco/ch/images/1174455873586528725/origin_1.jpg)
ショートアイアンと異なり、フェアウェイウッドはクラブが長い分、アドレスでは上体を前傾しなくてもヘッドがボールまで届きます。ところが、そのままスイングするとインパクトではヘッドが地面に届かず、ミスショットになるので気をつけましょう。
![](https://nordot-res.cloudinary.com/c_limit,w_800,f_auto,q_auto:eco/ch/images/1174455875830497744/origin_1.jpg)
![](https://nordot-res.cloudinary.com/c_limit,w_800,f_auto,q_auto:eco/ch/images/1174455889473536335/origin_1.jpg)
森山錬
●もりやま・れん/1996年生まれ。レッスンは3カ月先まで埋まっている大人気プロ。平均飛距離300ヤード以上のドライバーショットを放つ。『Futako Golf Club』主宰。Instagram(@rengolf_54)で配信中の動画も大きな話題を呼んでいる。著書に「ゴルフは右手の使い方だけ覚えれば上手くなる(日本文芸社)」。公式ラインアカウント(lin.ee/dy4adIq)
構成・文=山西英希、写真=山上忠、協力=Futako Golf Club