色とりどり、幻想的に ルピナスライトアップ 十和田・鯉艸郷

ライトアップされ、闇夜で輝くルピナス=午後7時35分ごろ、十和田市

 十和田市深持の観光農園「手づくり村鯉艸郷」(中野渡裕生代表)で、約1万2千株のルピナスが見頃を迎えている。14日からライトアップイベント「光と花」がスタート。赤や紫、黄色、ピンクなど色とりどりの花々が光に照らされ、闇夜に浮かび上がる幻想的な光景が広がった。16日までの限定開催。

 ルピナスは、藤の花を逆さにしたような形から「昇り藤」「立ち藤」とも呼ばれる。来園者は光や音、シャボン玉で演出された夜の園内を散策したり、美しい風景を撮影したりと、楽しい時間を過ごした。

 同市内から家族6人で訪れた会社員の郡川裕貴さん(37)は「初めて見に来たが、ライトアップがとてもきれいで感動した。家族と見ることができてよかった」と話していた。

 見頃は今月いっぱいの見通し。ライトアップは午後7時半~9時半(午後6時から受け付け)。入場料は大人800円、小中学生300円、幼児無料。小雨決行。問い合わせは鯉艸郷=0176(27)2516=へ。

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