カラフル八幡馬を初奉納 ハッピー・ブルドッグさん、テーマは「家族」

絵付けした八幡馬を奉納したHappy Bulldog(ハッピー・ブルドッグ)さん=8日

 八戸市を拠点に国内外に向けた活動を行っているアーティストHappy Bulldog(ハッピー・ブルドッグ)さんが8日、自身が絵付けをしたカラフルな八幡馬を同市八幡の櫛引八幡宮(營田稻太郎宮司)へ奉納した。

 色鮮やかな自然や動物の絵画、モニュメントなどを制作しているハッピー・ブルドッグさん。作品の中には郷土玩具の八幡馬に絵付けを行った作品があり、世界中の人々が幸せになってほしいとの願いを込め、八幡馬にゆかりのある櫛引八幡宮への奉納を決めた。

 約1カ月半の時間をかけて制作した「Happy Bulldog八幡馬」は家族をテーマに制作。「幸せが伝わって、見てくれた人が少しでも元気になってくれたらうれしい」と、父の力強さ、母の優しさ、子どもの夢や希望などを表現した。

 8日の奉納奉告祭に参加したハッピー・ブルドッグさんは取材に、「神社に奉納するのは初めてで凜(りん)とした気持ちになった。とても光栄なこと。これからも皆さんが元気に幸せになってくれたらという思いを込めて、作品制作にまい進したい」と意欲を見せた。

 奉納を受けて櫛引八幡宮では「作品に命を吹き込むのは芯が入っていないとできないこと。皆さんが幸せになってほしいというまっすぐな願いが込められていると思う」と話した。

 奉納作品は準備ができ次第、公開する予定。【全文】

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