ジャイアントキリング達成の筑波大、応援団長の”歓喜の涙”に反響「応援の力」「感動した!」

筑波大学の応援団に注目(写真は2017年)【写真:Getty Images】

筑波大は天皇杯2回戦で町田にPK戦の末に勝利

筑波大(茨城県代表)は、6月12日に行われた天皇杯2回戦でJ1首位に立つFC町田ゼルビアをPK戦の末に破り、痛快なジャイアントキリングを果たした。応援団長が感極まってする様子が感動を呼んでいる。

筑波大は前半22分に先制を許したが、町田は負傷者が続出して後半25分までに交代枠をすべて使ってしまう。そのなかで途中出場のFWナ・サンホが同35分に負傷し、10人での戦いを強いられたなかで、筑波大が後半アディショナルタイム1分にU-23日本代表FW内野航太郎の同点ゴールにより土壇場で追い付いた。

試合はそのまま延長戦に突入。交代枠が増えたことで、町田はFWエリキを投入して11人に戻ったが、延長前半途中にオーストラリア代表FWミッチェル・デュークが左太腿を痛める。デュークはピッチに立ち続けたが、町田は実質10人のような状態になった。

それでも延長後半5分、町田はPKを獲得するがエリキのシュートをGK佐藤瑠星がセーブして得点を許さなかった。同9分には足を引きずりながらもプレーを続けていたデュークがピッチに倒れこみ、町田は再び10人となってしまう。このまま勝ち越し点は決まらずに1-1で勝敗はPK戦に委ねられることになった。PK戦では町田の3人目、4人目が立て続けに失敗。筑波大はPKスコア4-2でこの試合を制し、ジャイアントキリングを果たした。

(画像は筑波大学蹴球部公式Xより)

筑波大学蹴球部の実況用X(旧ツイッター)は、「応援団長種田も感極まっております。ナイス応援」と綴り、劇的勝利後にゴール裏で感極まる応援団長の写真をアップ。ファンからは「大学生のノリも良いな~」「応援の力」「感動した!」といった声が上がった。

筑波大は7月10日に行われる天皇杯3回戦で、今度はJ1柏レイソルと対戦する。(FOOTBALL ZONE編集部)

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