大統領夫人も妊娠中絶刑罰法案を批判

ジャンジャ大統領夫人(Antonio Cruz/Agencia Brasil)

 12日に下院が緊急審議扱いとすることを承認した、妊娠22週を超えた場合の中絶の重罰化は女性たちの強い反感を招き、13日に最も話題にされたトピックとなったが、ルーラ大統領夫人のジャンジャ氏も14日、この件で声明を発表し、「女性の尊厳を攻撃する馬鹿げたもの」と批判した。同氏は「ブラジルでは8分に1人が強姦被害に遭っている。統一医療システム(SUS)は合法中絶が速やかにかつ安全に行えるようすべきだ」とも語っている。(1)

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