江崎グリコ チルド食品 6月25日以降、一部の出荷再開へ 主力の「プッチンプリン」はまだ…

江崎グリコ(本社・大阪市西淀川区)は、物流や調達をめぐるシステム障害が原因で「チルド食品」(冷蔵品)の出荷を停止している問題で、一部の飲料について6月25日から順次出荷を再開する。

出荷が止まっている17ブランドのうち、「アーモンド効果」や「グリコ牛乳」のほか、キリンビバレッジ(本社・東京都)が江崎グリコに販売を委託している「トロピカーナ」「無添加野菜」などは出荷再開のめどが立った。しかし飲料以外のプッチンプリンなどは再開の見通しが立っていないという。

江崎グリコでは、 4月3日にシステムの切り替えを実施した際、障害が発生した。このためチルド食品を扱う全国の物流センターの業務を一時停止して原因の究明を進めていた。
当初は5月中旬の再開を目指し、原因の特定は進んだが、 商品の安定供給に向け万全を期すため、6月中の再開を目指すとしていた。

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