【尼崎ボート・ダイスポスワンC】福留光帆 今大会の注目選手は藤岡俊介と細川裕子

注目の選手を挙げた福留光帆

ボートレース尼崎の「第21回ダイスポスワンカップ」が14日に開幕。尼崎出身の福留光帆(20)も16日にはトークショーで〝参戦〟。ボートレース界で話題沸騰中の福留が、幕を開けたばかりの今大会の見どころを紹介する。

【舟は帆まかせ 帆は風まかせ】舟券はやはり1号艇が強いですよね。〝センタープール〟という名前通りセンターが強い時期もあったようですが、今はイン水面。特にスタンド改修などの影響で風向きも変わったのか、さらにインが強くなった印象です。相手も2コース、3コースが多い感じですね。

おススメ選手ですが、1人目は地元で初日連勝を決めた藤岡俊介選手です。2年前のGⅠ尼崎センプルカップ(開設70周年記念)の最終日にかっこいいお兄さんが車に乗ってレース場から出てきたので「誰かな?」って思って、お顔を見たら藤岡選手でした。

兵庫支部は吉川元浩選手、魚谷智之選手、稲田浩二選手、吉田俊彦選手、山本隆幸選手といった選手が主力どころとして名前が上がると思います。でも、残念ながら、この後に続くような選手がなかなか出てこないというのが現状かな…。そういう意味では藤岡選手には頑張ってほしいんですよね。2月の尼崎の近畿地区選では予選を突破。準優3着で優出を逃してしまいましたが、ここで優出、優勝できるような選手になっていただきたいし、なれるのではないでしょうか。そんな期待を込めて藤岡選手を応援したいと思います。

2人目は細川裕子選手です。女子トップレーサーの1人として活躍している細川選手。その安定感ある走り、ターンは男女混合戦でも十分、戦えるレベルです。特に5号艇、5コースの細川選手は舟券に絡んでくることが多いんですよ。

5号艇または5コースの細川選手は3月17日に4着。その後の19日以降は9戦3勝2着3回3着3回と全て舟券に貢献しています。5月以降は勝率7・48、3連率83%と枠を問わず全体的に安定した着取りということもありますが、細川選手の5号艇、5コース戦は要チェックです。初日は外枠2走で4、6着と苦戦しましたが、軽視は禁物ですよ。

最後にお父さんのおススメ選手を紹介しちゃいます(笑い)。女子レーサー大好きのお父さん。今大会の中では福岡泉水選手が大好きなんです。F2の影響もあり、2024年前期はB2に落ちてしまった福岡選手ですが、7月からはB1に復帰します。ぜひ、お父さんが推す福岡選手も応援してください。

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