コマンダースがドラフト全体2位で指名したQBダニエルズとの新人契約にサイン

ワシントン・コマンダースから全体2位でドラフト指名を受けたルイジアナ州立大学のジェイデン・ダニエルズ【AP Photo/Jeff Roberson】

ワシントン・コマンダースは現地14日(金)、クオーターバック(QB)ジェイデン・ダニエルズと5年目オプション付きの4年の新人契約を結んだと発表した。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが報じたところによると、ダニエルズの4年契約は3,775万ドル(約59億4,279万円)が保証されており、2,430万ドル(約38億2,542万円)のサインボーナスが含まれるという。

コマンダースは今年4月のドラフトで、将来的にフランチャイズクオーターバックになることを期待してハイズマントロフィー受賞者であるダニエルズを指名した。

ヘッドコーチ(HC)ダン・クインは今週、コマンダースの新体制下で誰がシーズン第1週の先発になるか“まだ確定していない”と言及。現在、コマンダースのクオーターバックルームはマーカス・マリオタ、ジェフ・ドリスケル、2024年ドラフト外ルーキーのサム・ハートマン、そしてダニエルズという顔ぶれだ。

23歳のダニエルズは大学最初の3シーズンをアリゾナ州立大学で過ごし、さらに2シーズンをルイジアナ州立大学(LSU)で過ごした。LSUタイガースでの最終シーズンにはパスで3,812ヤード、タッチダウン40回、インターセプト4回をマークし、ランで1,134ヤード、タッチダウン10回を記録。大学キャリア全体で55試合に出場したダニエルズは1万2,749パスヤード、3,307ランヤード、タッチダウンパス89回、インターセプト20回の成績を残している。

ルーキー契約を結んだダニエルズはこれからトレーニングキャンプに臨み、今夏の後半にはコマンダースの先発の座を確固たるものにするチャンスを得るだろう。

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