[ミュンヘン(ドイツ) 14日 ロイター] - サッカーの欧州選手権(ユーロ)は14日に開幕し、1次リーグA組で開催国のドイツはスコットランドに5─1で大勝し、白星スタートを切った。
史上最多4回目の優勝を狙うドイツは前半10分、ヨシュア・キミヒのパスからフロリアン・ビルツが先制弾。21歳のビルツは同代表のユーロ最年少得点者となった。
同19分にはジャマル・ムシアラが加点し、スコットランドがハーフタイム目前に危険なプレーで退場者を出すと、ドイツはそのファウルで得たPKをカイ・ハバーツが決め、前半を3点リードで折り返した。
数的優位となったドイツは後半も攻勢を緩めず、ともに途中出場のニクラス・フュルクルク、エムレ・ジャンがゴール。オウンゴールで1失点したが、開幕戦では大会史上最多得点差での勝利となった。
ドイツ主将イルカイ・ギュンドアンは「理想的な滑り出しだ。試合前からいい予感がしていたが、その通りになった。だが、それでもゴールを許しているし、どのチームもクオリティがあって注意を怠れば報いを受けるということが分かった」と喜びつつも気を引き締めた。