ひめライス「ひめの凜」に別品種混入 作業ミス 商品撤去要請

ひめの凜に別品種が混入したことを知らせるスーパー店頭の注意書き=14日午後、松山市内

 JA全農えひめ子会社のひめライス(愛媛県松前町)が販売した県ブランド米「ひめの凜(りん)」の一部商品に別品種の「ヒノヒカリ」が混入していたことが14日、分かった。同社は13日、取引先に混入を報告し該当商品の撤去を要請した。

 ひめの凜は県が16年かけて開発した品種で2019年から販売。食味による区分で上位順に「プレミアムクオリティ」「ハイクオリティ」「スタンダードクオリティ」の3段階がある。

 同社によると、混入があったのはハイクオリティで5月下旬に精米し今月1日に納品した5キロ袋と1、3両日に納品した2キロ袋。

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