男女平等のために…デンマーク男子代表、報酬アップを拒否 「女子代表のための並外れた措置」

いよいよ開幕を迎えたEURO2024。デンマーク代表は16日にグループステージ第1戦を戦う。

『BBC』などによれば、デンマークの男子代表チームは、基本給を男女平等にするために昇給を拒否したという。

デンマークサッカー協会は男女チームに同等の支払いをすることを望んでいるが、女子チームの稼ぎを増やすために男子チームへの支払いを減らすことには、どちらのチームも賛成せず。その代わり、男子代表と選手組合は、男女が同じ試合給を受け取れるようにするためにEURO後に発行する新しい4年契約で賃上げを拒否したという。組合のディレクターはこう述べている。

「男子チームは新契約の条件変更を要求しないことを選択した。これは女子代表チームの条件を改善させるための並外れた措置だ。つまり、選手たちは自分たちのためにより良い条件を求めるのではなく、女子チームをサポートすることを考えた。

アンドレアス・クリステンセン、トーマス・ディレイニー、クリスティアン・エリクセン、ピエール・ホイビュア、シモン・ケア、カスパー・シュマイケルで構成された交渉チームにプランを提示したところ、彼らはとても喜んでくれた」

大谷翔平は世界1位じゃない!1年あたりの世界最高給アスリート王

デンマークは今夏のEUROでスロベニア、セルビア、イングランドと対戦する。

© 株式会社ファッションニュース通信社