【先週読まれた人気記事】カズレーザー 体型や年齢は関係ない?死亡リスクを2倍も高める筋肉の『霜降り化』…手軽にできる予防法とは

カズレーザーがMCを務める『カズレーザーと学ぶ。』が6月4日に放送された。『超最新健康診断で芸能人の体を隅々まで徹底検査SP』がテーマの今回。『現代人の筋肉は脂肪まみれ!?ヤバい霜降り度ランキング』という講義では、京都大学 大学院医学研究科助教 谷口匡史氏が、現代人を襲う筋肉の『霜降り化』の危険性について警鐘を鳴らした。

京都大学 大学院医学研究科助教 谷口匡史氏

谷口氏が語る筋肉の霜降り化とは、運動不足などが原因で筋肉の繊維が細くなるとその隙間に脂肪が入り込んでしまう現象。この霜降り化は心疾患リスクが上がる(内臓脂肪型肥満、脂肪肝との比較)など様々な重大な問題がある。また、霜降り化は外見では判別できず、年齢・体形・運動量に関わらず進行している可能性があるため、食事量の少ない若い女性などでも注意が必要なのだそうだ。

「細胞レベルで見ると一度脂肪化したものは、消失しない」という谷口氏は、筋肉の霜降り化を防ぐために運動の実践を推奨。脂肪を減らすのではなく、筋肉の細胞量を増やすことで脂肪のスペースを狭めることが霜降り化の予防に効果的だとした。

谷口氏は今年4月に発表されたばかりの3分でできる運動メニューを紹介。椅子に座り、足首におもりをつけた状態で、脚の曲げ伸ばしを15回5セット行うだけで、霜降り化を予防する効果が立証されたと語った。ポイントは脚を伸ばす時は速く動かし、戻すときはゆっくり2~3秒かけることだという。この運動についてカズレーザーは「やらないよりは絶対やったほうがいいですよね」とコメントし、手軽に実践できる予防法に納得の表情を浮かべていた。

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写真提供:(C)日テレ

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