ASUS、クリエイター向けノートPC「ProArt」の進化が止まらない、有機ELパネルの4Kモニターが美しさの極み【COMPUTEX 2024】

ASUS、クリエイター向けノートPC「ProArt」の進化が止まらない、有機ELパネルの4Kモニターが美しさの極み【COMPUTEX 2024】

6月4日から6月7日までの4日間、台北・南港展覧館にて開催されるアジア最大級のPC関連見本市「COMPUTEX TAIPEI 2024」に、ASUSが出展しました。Copilot+PC対応のクリエイター向け「ProArt」シリーズ最新ラインナップが展開されていました。

クリエイター向けノートPC「ProArt P16」と「ProArt PX13」

クリエーター向け「ProArt」シリーズでは、AMDのプロセッサー「Ryzen AI 9 HX370」とNVIDIAのGPU「 GeForce RTX4070Laptop」を搭載する「ProArt P16」と「ProArt PX13」が展示されていました。「P16」はクラムシェル型(180度まで回転)ノートPC、「PX13」はディスプレイを360度回転してタブレットのようにも使える2in1 コンバーチブル型ノートPCです。どちらもタッチパッドにはASUSダイヤルが設けられており、ボタンごとに割り振ることができるので直感的に操作することができます。

ProArt P16

ProArt PX13

ASUS ProArt Display PA32KCX

ブースには4K~8Kの高解像度を持つクリエイター向けのディスプレイも複数展示されていました。32型8Kモデル「ProArt Display PA32KCX」は2024年内に日本での発売も予定されています。

デルタE 1未満の色精度とDCI-P3 97%の広色域表示に対応し、4096ゾーンのminiLEDバックライトを備え、ピーク1200nit、持続輝度1000nitの高輝度表示をサポートします。さらに、セルフキャリブレーションによって調整の手間が省け、常に正確な色彩表現が可能となっています。

ProArt Display OLED PA32UCDM

有機ELパネル採用の4K(3840×2160)OLEDモニター。特筆すべきは有機ELパネルならではの圧巻の描写力です。同じASUSの4Kのモニターと比べると、その差は大きく感じられました。

TUF GAMING BTF

マザーボード上のコネクタ類を裏側に配線を隠す「Back To(the)Future(BTF)」シリーズからは大型PCケースが展示。ゲーミングブランド「ROG」からは黒色のモデルを発売予定なので、ASUSのゲーミングシリーズ 「TUF Gaming」では白になっています。

WiFi 7対応ルーター

次世代のWiFi規格「WiFi 7」に対応するルーターのハイエンドからローモデル「ASUS RT-BE88U」「ASUS RT-BE92U」「RT-BE58U」「TUF BE-3600」が展示。日本では1万円~3万円台での販売を検討しているそうです。通信速度の性能面で優れているのはもちろん、アプリをインストールすることでアドブロックを設定できたり、子供がWiFiを使える時間を制限したりなど、セキュリティー機能が充実しているのが特長です。また、ゲーミングモードも搭載しているので、ゲームプレイ中も快適です。


イラストレーター、写真・動画編集までクリエイティブな作業を最高品質の性能でサポートするという気概が感じられた展示でした。ゲーミングブランド「ROG」のブースがユニークな製品多かったのに対し、高いビルドクオリティーで魅せてつけてくれた印象です。

取材協力:ASUS

「COMPUTEX TAIPEI 2024」招待協力:MSI

© 株式会社イード