全英アルバム・チャート、テイラー・スウィフトの最新作が6週目の1位で自己ベストに

今週のUKアルバム・チャートは、テイラー・スウィフトの最新作『The Tortured Poets Department』が非連続6週目となる1位に輝き、『Midnights』(2022年)の5週間(非連続)を上回り、英国における自己最長をマークした。

先週(6月9日)にUKツアーをスタートしたテイラーは、今週、『Lover』が7位、『1989 (Taylor’s Version)』が9位に再エントリーし、計3作がトップ10入りしている。

2位にはチャーリー・XCXの通算6枚目のスタジオ・アルバム『brat』が、3位にはボン・ジョヴィの16枚目のスタジオ・アルバム『Forever』が初登場した。チャーリーにとっては、1位に輝いた前作『CRASH』(2022年)に次ぐ2作目、ボン・ジョヴィにとってはライヴ・アルバム、コンピレーション・アルバムを含め18作目の全英トップ10ヒットとなった。

今週はこのほか、ノルウェー出身のシンガー・ソングライター、オーロラの最新作『What Happen To The Heart?』が8位にチャート・インしている。

シングル・チャートの首位も先週と変わらず、エミネムの「HOUDINI」が連続2週目の1位を獲得した。エミネムにとって11曲目の全英NO.1シングルだが、意外にも2週以上トップに輝くのは、これが初だという。

2位も同じく、サブリナ・カーペンターの「Espresso」がキープ。サブリナは新曲「Please, Please, Please」が3位に初登場し、2~3位を占めた。今週新たにトップ10入りしたニュー・シングルは同曲のみだった。

Ako Suzuki

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