津田健次郎、新アニメで「ラーメン職猫」 収録初日に食べた“激マズラーメン”に衝撃

アニメ『ラーメン赤猫』舞台あいさつが開催【写真:ENCOUNT編集部】

原作は『次にくるマンガ大賞2022』WEBマンガ部門で第5位を獲得

声優の津田健次郎が15日、都内のバルト9で行われたアニメ『ラーメン赤猫』(7月4日午後11時56分からTBS系で放送開始)の先行上映記念舞台あいさつに登壇した。

『少年ジャンプ+』で連載中の本作は、『次にくるマンガ大賞2022』WEBマンガ部門で第5位を獲得。放送に先駆け1話から3話を新宿バルト9などで、2週間限定の先行上映が実施されている。

主人公である『ラーメン赤猫』の店長・文蔵を演じた津田は、満員となった客席を前に「いらっしゃいませー」と文蔵の声であいさつ。口数少ないラーメン職人ならぬ“ラーメン職猫”という役について、「あまり猫を意識せずやっています。修行の果てにお店を開けた猫なので、そんじょそこらの猫ではない。ほぼ人間としてやっていますが、たまに『ニャー!』と言っています」と語った。

真摯(しんし)に仕事に向き合うキャラクターたちにちなんで、自身の仕事に取り組む姿勢についてのトークでは、津田が「情けの熱と書いて“情熱”と読みます」とフリップを披露するも、観客の微妙な反応に動揺。巻き返しを図るべく、収録初日にラーメンを食べに行ったことを振り返ると、「食べてから現場に向かったら、汚い言葉を使いますけど、そのラーメンがくそマズくて……。異常に濃かったんです。衝撃的で最後まで食べられなかった」と告白した。

接客のスペシャリスト・ハナ役の釘宮理恵、アムールトラの父とベンガルトラの母を持つ製麺担当のクリシュナを演じた早見沙織も同じ店でラーメンを食べたというが、「普通においしかったです」と笑顔。津田は「絶対に分量を間違えている。僕にとって大事な収録初日に、そんなことある? あれが間違えだったのか今度確認しに行きたいです」と話し、「情熱をもってアフレコに挑んでいます」と強引にまとめていた。

舞台あいさつには、接客・レジ担当の佐々木役を演じた杉山紀彰、サイドメニューの調理及び盛り付け担当のサブ役を演じた村瀬迪与、店員で唯一の人間である珠子を演じた折原くるみも参加。作品にまつわるトークで大盛り上がりとなった。ENCOUNT編集部

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