Apple Vision Pro、日本での予約注文を開始

Appleは、2024年6月14日より、空間コンピュータ「Apple Vision Pro」をオンラインのApple StoreまたはApple Storeアプリでの予約注文を開始したと発表した。価格は税込599,800円より。256GB、512GB、1TBのストレージ容量から選択可能。

Apple Vision Proの購入方法

購入希望者は、店舗またはオンラインで、Apple Vision Proの購入と設定についてパーソナライズされたアドバイスを受けたり、支払い方法を含む購入方法を学んだり、一つひとつの手順でAppleスペシャリストから購入のサポートを受けることが可能。

購入希望者は、Apple Vision Proを注文する際に、Face IDと最新バージョンのApple Storeアプリを搭載したiPhoneまたはiPadを使って顔のスキャンを行う。このスキャンでは、ユーザーが正確にフィットする最適なライトシーリングとヘッドバンドのサイズを見つけられる。視力矯正が必要なユーザーのために、AppleはZEISSと連携してApple Vision Proにマグネットで装着するZEISS Optical Insertsを開発。これにより、ユーザーはディスプレイの驚異的なシャープさと鮮明さを最大限に活用できる。

購入後、近所のApple StoreでApple Vision Proを受け取るか自宅に配送するかを選べるほか、オンラインのApple Storeで、開梱についてや、正確なフィット感の確認、visionOSの操作方法などを学べる無料の30分間のバーチャルセッションを予約できる。

Apple Vision Proのデモを予約する

本日より、オンラインのApple Storeでは、Apple Vision Proを体験できる一対一のパーソナルデモの予約受付を開始し、6月28日(金)午前8時(日本時間)より、日本のApple Store直営店でデモの体験が可能となる。Apple Store直営店でデモを体験するにはオンライン予約が必要。Appleのチームメンバーが、購入希望者に最適なフィット感を見つけて設定するサポートをするという。

また、購入者は、画期的なエンターテインメント体験から、お気に入りのアプリのための無限のキャンバスまで、空間コンピューティングの幅広い機能を試すことも可能。

Apple Vision Pro上のApp Store

App Storeでは、Apple Vision Proのために設計された2,000以上のアプリ、150万以上の対応するiOSおよびiPadOSアプリのほか、横に並べてシームレスに機能するMac仮想ディスプレイを使用したMacのアプリも提供される。Vision Proの独自の機能と、Appleの世界中のデベロッパコミュニティによって作成されたアプリが組み合わさることで、Vision Proはユーザーにとって万能なデバイスになる。日本のデベロッパは、これからもVision Pro向けの新しいアプリとゲームを発表し続け、LIFULL、U-NEXT、日本経済新聞社、Yahoo! JAPANなどは初日から利用できるという。

Box、Webex、Zoom、Microsoft 365のアプリなど、Apple Vision Proで利用できる主要なビジネスツールや生産性ツールは、ユーザーが同僚と共同作業をしたり、日々のタスクをこなすのに役立つという。Disney+などの主要なストリーミングサービスや、100以上の3D映画、TikTokなどのソーシャルアプリ、空間Personaを使ったSharePlayを楽しめるVision Proは、究極のエンターテインメントデバイスとしている。

Apple Arcadeの「アルトのオデッセイ—失われた都市」「Game Room」「Where Cards Fall」などの空間ゲームのほか、プレイヤーは数千もの楽しいゲームを楽しめる。Apple TVアプリとApp Storeは、Apple Immersive Videoや「恐竜たちとの遭遇」などの空間コンピューティングでのみ実現できる画期的なストーリーを表現する体験を提供する中心的な場でもあるという。

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